一般社団法人ぶどうの木
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ぶどうの木は農福連携を千葉県で行っている一般社団法人です。私たちは「農業」と「福祉」の連携を通じて障がい者が農業分野で役割を担い、働く場所の確保や担い手不足の解消、賃金(工金)の向上など、社会進出の基盤を構築する活動を行っております。
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※テキストはWikipedia より引用しています。
日本の将来的な課題を解消するための新たな取組として期待されているのが、農福連携です。千葉県の地方都市で積極的な活動に取り組んでいるのが、一般社団法人であるぶどうの木という団体です。ぶどうの木の取り組みは、農福連携の普及を行い、農業分野と福祉分野のマッチングを行うことです。今日の日本の大きな課題は、農業の担い手不足、それに、膨れ上がる社会福祉費をどうするかということです。日本は自給率が低く、このままでは食料を全面的に海外へと依存せざるを得なくなってしまいます。自給率の低さは、海外への依存度を高め、将来的に国防に関わる問題と結びつくのではないかという強い懸念があります。しかし、現状において農業の担い手たちはますます高齢化する中で、新たな雇用を生み出すことができず、農地を放棄しなければならない状況を作り出してしまっています。他方で、福祉に充当される国費は増大の一途をたどり、増税などではまかないきれない時代が到来するのではないかと予想されています。そのような苦しい状況にあって、新しい活路として見いだされたのが、農福連携です。担い手不足に悩む地方の農業へ、障害者が新たに参入することにより、新たな労働者を確保しようとする試みです。これは福祉分野においても大きなメリットがあります。障害者の雇用となると、どうしても低賃金に甘んじてしまうところがあり、その状況を打破する方策として、農業分野への進出へ期待が寄せられているのです。担い手の不足に悩む農業分野を障害者が担うことで、農業分野の活性化を図ろうという取り組みです。このような農福連携により、農業と福祉にとってどちらもメリットを享受することにつながるとの期待が寄せられています。そこで、一般社団法人であるぶどうの木は、農福連携の取り組みを広く発信するとともに、啓蒙活動に取り組んでいます。企業や福祉団体、それに農業を営む個人事業主からも関心が寄せられています。